「御宿かわせみ(七)」平岩弓枝
この巻にあるお話は、事件解決、犯人をお縄をちょうだいしてめでたしめでたし、ではないお話が多かったかな。そして先に何か続きそうな終わり方をしてるの。できれば「よかったよかった」で終わる話の方が好きだけど、たまにはこういうのもあるのもいいな。「能役者、清太夫」のるいと東吾のシーンが、なんとも艶やかで風情があって素敵。私は恋愛小説というのが苦手でちっとも読む気にならないのだけど、なぜかこのかわせみのるいと東吾に関しては、いいなあぁ、そういうのいいなあ、と思うのでした。なぜだ?ちょんまげだからか<どんな理由だ。
新装版 御宿かわせみ (7) 酸漿は殺しの口笛 (文春文庫)
- 作者: 平岩弓枝
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2004/11/10
- メディア: 文庫
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