2005-06-01から1ヶ月間の記事一覧

「流れる」幸田文

主人公が芸者の家にお手伝いとして入り、その中の人(玄人)を主人公(しろうと)が観察していくお話。梨花(主人公)の賢さとか目の良さとかが鼻につかなく、その家の騒ぎの渦中に巻き込まれないようにと客観的に見ていよう思いながらも、優しさをかけてあ…

「L'esprit」THE SURF COASTERS

CD

この時のメンバーは4人でオルガンが入っております。ENDSの遠藤歌唱の「ハートに火を付けて」や、激しさ溢れる「Twister」、サーフミュージックの名曲をメドレーにした「Legend of Surf」などなどカッコよろしい曲も入っているのですが、何処に向かっている…

「MENOPAUSE」SOFT BALLET

CD

復活後二枚目、そして終了のアルバム。初回限定版にはライブのDVDもくっついていて非常にお買得。いここにアップされている写真は通常盤なはず(初回では遠藤の手のひらはパーを出してる)。復活後一枚目より、グッといい感じに思えるこのアルバム。「Helebe…

「WAY」ENDS

CD

歩く早さでゆっくりと語りかけてくるような曲。アレンジも派手派手しさはないけれど、ぽわんと暖かくて疲れた時に聞くと大変にグッときます。「君の目が遠く見えぬなら 暗闇の中の手のひらになろう」って歌詞が!。まさしく私にとっては遠藤の声が暗闇の中の…

「INTRUDER」THE SURF COASTERS

CD

表題曲の「INTRUDER」のカッコよさったらないです。シャープで繊細なギターが物憂げなメロディをかなでまくっております。今ライブで聞くともっとしなやかな印象があるけど、このCDに納められてるのはなんかこう若々しさがにじみ出てるような感じで、それは…

「Shepherd Moons」ENYA

CD

最近では癒しの音楽とかそういうおざっぱなくくりに入れられたりしちゃってるけど、そういうジャンル分け(そもそも癒しって音楽のジャンルじゃ無いし!)される前のアルバム。全編澄んだ空気が流れて、ただただ柔らかく優しくて、とても美しい。確かに聞い…

 「雀の手帳」幸田文

2ページ程度の短いエッセイばかりでとても読みやすい。料理、着物、季節の行事、言葉、などなど身近なテーマなのだけど平坦な感じがなく、テンポよく読める。全体的に「しゃきっとした女性」という雰囲気で、気も強そうだし、男勝りな所もあるけれど、今はあ…