2006-02-01から1ヶ月間の記事一覧

「鬼平犯科帳(十三)」池波正太郎

「一本眉」がよかったな。盗賊が他の盗賊の汚いやり方に腹立てて懲らしめるってーのが。その盗賊(良い方)に飲み代もらってる忠吾が、間抜けでなんとも。新装版 鬼平犯科帳 (13) (文春文庫)作者: 池波正太郎出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2000/09/01メ…

「東京遺産な建物たち」東京新聞「東京遺産選定委員会」選

どぜう食べに行ったり、うなぎ食べに行ったりしたい。とおもったら、どの建物もまだ現存してる。行けばいいわけだ!東京遺産な建物たち作者: 東京新聞「東京遺産選定委員会」出版社/メーカー: 新紀元社発売日: 2004/08メディア: 単行本 クリック: 2回この商…

「ワールドミステリーツアー13(4) 東京篇」

感想は後程。ワールド・ミステリー・ツアー13〈4〉東京篇出版社/メーカー: 同朋舎発売日: 1998/10メディア: 単行本 クリック: 2回この商品を含むブログ (3件) を見る

「日本怪奇幻想紀行 六乃巻 奇っ怪建築見聞」

「ニ笑亭」と「岩窟ホテル」と「雅叙園」と「三角形の幽霊マンション」があれですよ。前の三つは見てみたかったなあー創った人はどんな人だったのかなあーという興味。最後のは本当にそんな事ってあるのかな…、でも人が創るからには出来るのかもな…、そうと…

鬼平犯科帳(ニ)]池波正太郎

とうとう鬼平にも手を出してしまった。私はドラマの鬼平が好きであって、小説はどうだろうなあ…と手を出せずじまいだったのだが、この前新作をみたら何だか読みたくなったので、試してみたたら、面白かった。楽しみが増えた。かわせみとくらべるとやはりダー…

「御宿かわせみ(十三)」平岩弓枝

ああーあんまり急いで読むと、読むのがなくなっちゃうから「せめて週に一冊」と思っているのに、ちょっとちょんまげづいてて読んじゃった。かわせみには読んでいてホッとするような話しが多いから、つい読みたくなるんだな。「麻布の秋」が非常に良かった。…

「霊能者 寺尾玲子の新都市伝説 闇の検証 第ニ集」

私は霊ものも好きだけど、霊能者というのはどうもうさん臭いなあと思ってる。けど、この寺尾玲子さんは「本物かなあ」という気がするのはなんでだ。各所で昔の人と会話しているのを「そんなばかな」と思いつつも、「でもあるっちゃあるよな」とも思ってしま…

「お母さんは「赤毛のアン」が大好き」吉野朔実

吉野さんのお母様のエピソードと、巻末の吉野さんが本を読むようになった訳、が大変にいいと思います。らいちのお母さんは吉野さんのお母さんに非常に近いのですな。そもそも、吉野さんの漫画に出てくるお母さんにはどこかしら吉野さんのお母さんが混ざって…

「御宿かわせみ(六)」平岩弓枝

こういう本を読むと「本当に昔の人はこうだったのかなあ」といつも思う。思いが深いのに、妙にあけっぴろげな所があったり、さっぱりしてるようで、唐突に自害してしまったり。この頃のスタンダードってどんなだろうって。タイムマシーンが有ればいつの時代…

「ロカ」中島らも

すっごい唐突に終わっちゃうなと思ったら、これは執筆中のもので、らもさんはもう亡くなってるんだな、と。なぜだか亡くなったような気がしてない自分。ミュージシャンが主人公の小説や漫画は、どうもなんとなく気恥ずかしいというか違和感があるというかで…

「とんまつりJAPAN」みうらじゅん

みうらさんの文章が「面白い!」とあまり感じられないこの本、なぜだ。「見仏記」は大丈夫なのに。文章の事はさておき、日本って懐が深いなーと、各所の祭りの話をみて思った。祭りだからってそれはないよ!ぐらいの。そこではやはりみうらさんの台詞がぴっ…

「霊能者 寺尾玲子の新都市伝説 闇の検証 第一集」

あー怖い。人の思いって怖い。でもって東京もすごい。皇居とか、池袋とか、鈴が森とか。私は恐がりだけど、そういうのがさっぱりわからないが、わからなくて良かったよ。が、それっぽい場所に行って怖いと感じるという事は、見えてはない無いけど、何かを感…

「ナンシー関大全」ナンシー関

感想は後程。ナンシー関大全作者: ナンシー関出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2003/07/26メディア: 単行本(ソフトカバー)購入: 2人 クリック: 33回この商品を含むブログ (35件) を見る

「陰陽夜話」夢枕獏編

興味深い話も多いし、対談相手も好きな人がいるのに、なぜか微妙に物足りない。トークイベントを文章におこしたものだからかな?って、それがどういう意味なのか書いててよくわからんが。陰陽夜話作者: 夢枕獏,岡野玲子,旭堂小南陵,荒俣宏,河合隼雄,小松和彦…

「無敵の一般教養(ぱんきょー)」島田雅彦編

これは面白かったのとあまり興味をそそられなかったのと両方だ。数学(足立恒雄)、脳科学(茂木健一郎)、言語学(田中克彦)の三つが非常に面白かった。その中に出てくる本を読みたくなるもの。あとミーハーな所で、島田さんってなんて各方面に対して知識…

「ひまわりみだしなみ手帳」中原淳一

感想は後程。ひまわり みだしなみ手帖 (コロナ・ブックス)作者: 中原淳一出版社/メーカー: 平凡社発売日: 2000/10/10メディア: 単行本(ソフトカバー) クリック: 4回この商品を含むブログ (7件) を見る

「回転どあ/東京と大阪と」幸田文

感想は後程。回転どあ・東京と大阪と (講談社文芸文庫)作者: 幸田文出版社/メーカー: 講談社発売日: 2001/02/09メディア: 文庫この商品を含むブログ (7件) を見る

「御宿かわせみ(七)」平岩弓枝

この巻にあるお話は、事件解決、犯人をお縄をちょうだいしてめでたしめでたし、ではないお話が多かったかな。そして先に何か続きそうな終わり方をしてるの。できれば「よかったよかった」で終わる話の方が好きだけど、たまにはこういうのもあるのもいいな。…

「ロバに耳打ち」中島らも

感想は後程。ロバに耳打ち (双葉文庫)作者: 中島らも出版社/メーカー: 双葉社発売日: 2005/07メディア: 文庫この商品を含むブログ (17件) を見る

「弟の家には本棚がない」吉野朔実

どの本も読んでみたくなりますよ。吉野さんのテンポのイイ文章とあの絵で説明をされると。「面白いと思わなかった」本も、なんで吉野さんが面白いとおもわなかったのかな?という興味で読んでみたくなるし。歌人の穂村氏と吉野さんのお母さまが大変にいいキ…

「屍蝋の街」我孫子武丸

ネット上の世界と、現実世界が工作して殺人事件が起きてって話しだったのだが、なんかそのネットにたいするセンスが微妙だなあと思ってみたら、97年頃に書かれたもののようで。私はこういうのを今の状況で読むと、古臭いとはちょっと違うけど、何かこう違和…

「おことば 戦後皇室語録」島田雅彦編

皇室の方々が発せられた言葉に、島田さんがコメントをつけているわけなのだが、もちろん昭和天皇や今上天皇、皇太子も私が言うのもおこがましいが「天皇陛下って大変だ」と思わずにはおれないけれど、それより美智子様や雅子様の御苦労はいかほどに!と、そ…

「生まれた時から『妖怪』だった」水木しげる

感想は後程。生まれたときから「妖怪」だった作者: 水木しげる出版社/メーカー: 講談社発売日: 2002/06メディア: 単行本この商品を含むブログ (4件) を見る