「悪魔のラビリンス」二階堂黎人
前回読んだ「人狼城の恐怖」が「んー」だったので、短いのはどうだろうとこれに挑戦。二話入っているのだけど(三話目は次へのイントロみたいな感じだったので、カウントせず)、んートリックは面白いのだけど、やっぱりなんか終わった後に「スッキリ」という感じが薄い。あと、全体的に何となく微妙にセンスが古い気がしてならん。この本のタイトルの「悪魔のラビリンス」も、なんだかなあと思うし、中に出てくる極悪人(そう書いてある)の名前が「魔王ラビリンス」で、これもなんつか女子高生が考えた話しじゃないんだからと、ちょっとこっぱずかしい。蘭子と黎人はいまだ好きになれず。設定の興味深さだけで読みました。
- 作者: 二階堂黎人
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2001/04
- メディア: 新書
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