「鬼平犯科帳(十)」池波正太郎
「むかしなじみ」がよかったな。「彦十大丈夫かー!?」と読んでる方が心配する。なんかこう密偵が昔とった杵柄で道をはずしそうな話の展開になると「あーそれは、それはいかん」と心配になるな。このむかしなじみでは、結局最後はすんでの所で彦十は荷担せずにすんで(ちょっと違うかもしれないけど、おおまかにはそういうオチで)、鬼平に「以来、気を付けろ」で終了。懐が深いんだかなんなんだか。たびたびでてくるお熊がナイスキャラだ。
- 作者: 池波正太郎
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2000/07/07
- メディア: 文庫
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