「ガラスの仮面」美内すずえ
今火曜の深夜にアニメをやっていて、昨日はあの有名な「泥だんごを本当に食べるシーン」だった。劇団の仲間にイジワルをされて、だんごを泥で出来たものに摺り替えられてしまい、それを「このままじゃこのシーンが…」といって本当に食べてしまう、共演していた亜弓も袖で見ていた速水社長もどビックリ、という話だったと思うのだけど。
食べなくてもねえ。本当は泥だんごだけどそれをさも本物のだんごを食べてるように見せるのが役者でしょうに。泥だんごを食べないといけないなら、出産のシーンだったら子供を生まないといけなくなっちゃう。それは極端か。
とはいえそれでマヤの役者魂を見せつけられる訳だし、マヤはマヤで自信を取り戻すしで、万々歳だし、なにより今の漫画には無いあの大袈裟さ、派手さ、ベタさ。ああ往年の少女漫画の面白き事よ。
ヘレンケラーの役作りの最中に「騙しでならされた警報にも動かないシーン」ってのも思いで深い。
- 作者: 美内すずえ
- 出版社/メーカー: 白泉社
- 発売日: 1980/11/01
- メディア: コミック
- この商品を含むブログ (4件) を見る