「FORM」SOFT BALLET

SOFT BALLETの解散直前のラストアルバム(復活後は別扱いで)。アルバムが出た当初は「なんか全体的な雰囲気が同じで平坦な感じだなあ…」とアルバム自体の印象は薄く、一番聞いていないアルバムでした。が、今回改めてじっくり聞き直したら、そんなにあれでもないなあと。なんだろう、出た時は解散という出来事があまりにもインパクトが有り過ぎて、そのインパクトに内容が追い付かなかったか?(自分の気持ちの中出って話ですよ)。

収録されている「PHOENIX」は私的にはSOFT BALLETの中でも相当上位ランキングに入る好きな曲。凄くポップで踊れるのに切なくて切なくてっていう。「もう一度だけ 深く 約束をかわそう」とか「太陽のように 星のように たどる道を」ってな歌詞にグッときまくりです。ラストライブで「今日ここにこれたラッキーな君たちの為に歌います」って感じのMCでこの曲をやられて涙涙だった思い出が。「PERFECTION」ではやはりラストツアーの時この曲でお客さんがステージに上がってたのが微笑ましく思い出される(友人もあがってたなあ)。「LAST SONG」は復活ライブのラストの日の最後の最後にこの曲で、二番のサビの女性コーラスが入ると共に、雪のようにハラハラと上から降ってきたのが、あまりにもベタだけどタイミングが良過ぎてやはり大泣き。今聞くと「NO ONE LIVES ON MARS」みたいなどんよりした曲もいいなーって思えるのでした。

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